キッズアカデミーせき園へ行って来ました。

投稿日時 2010-08-02 19:30:06 | カテゴリ: NPO活動

関市内のNPOで組織する、せきNPO連絡会の交流事業の第一回目としてNPO法人キッズアカデミーせき園の開催する夏祭りに参加させていただきました。
ふるさと塾からは私を含め2名の参加でした。

夏祭りは、マルチミュージシャンとしても知られる富安秀行さんの指導で"ハッピーぶー"と呼ばれるお手製の笛作りから始まり、集まった全員でその笛を吹いたり歌ったりの富安コンサートを楽しみました。
その後には屋外で焼きそばやウインナーをおやつにしての立食会。
子ども達が一様に明るく、落ち着いて楽しんでいる様子が印象的でした。

NPOの交流会では岩原理事長から、保育事業として始めた園が知的発達障害児の居場所として頼りにされ現在に至ったこと、コロコロ変わる国の制度に翻弄され事業として安定することがないこと、中高生用の居場所づくりのために作業所の運営に乗り出そうとしていることなどのお話がありました。
また、理事長みずからスペシャルオリンピックスの運営にも参加されており、園内には走り回れる公園グランドも併設されています。そんな環境に加えて、動物や音楽、英語など様々な教育プログラムを取り入れた運営は先進的です。

新設予定の作業所の作業内容に薬草の栽培も考えているということで、薬草のエキスパートのいる、ふるさと塾に白刃の矢が立ちましたので、交流会終了後に作業所の運営についても短い時間でしたが情報交換を行って来ました。
今後、塾の理事会の議事にも取り上げて行きたいと思います。少しでもお役に立てればいいのですが。

地域社会の中で欠くことのできない事業であるのに安定した制度のない現状は、社会保障の後進国日本の縮図を見ている様です。NPOがまとまって、それらの課題を解決できる力になれたら素晴らしいですね。

次回は11月に「サポートセンターるはーふ」さんにお邪魔する予定です。
何事も百聞は一見に如かず。今後の活動の糧になる新たな発見も多いと思われます。次回はより多くの塾生の参加に期待して報告とします。




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