獣の出没と山林の保全

投稿日時 2011-07-14 16:57:03 | カテゴリ: NPO活動

ここのところ、洞戸地区への猿やイノシシの出没をあまり耳にしません。
過去にも下記の様なことがあって話題にしたことがありました。
http://www.horado.com/modules/d3forum/index.php?topic_id=101

今年、暑くなる前は、猿に加えて鹿まで見かけるようになり、イノシシは各所をボコボコに掘り起こすに止まらず、これまで見向きもしなかったソバまで、すぐって食べる有様だったのに、です。

なぜでしょう? 獣の病気? 夏ばて?
うがった考え方をせず普通に考えたら、山にエサがあるからではないでしょうか。どんぐりには早いのでこの季節、色々な植物の新芽が豊富なのかもしれません。

よく、猿は学習するので、楽して美味しいエサが手に入る畑をエサ場として学習すると、山にエサがあっても出てくるようになると言いますが、そうでもないのではないでしょうか。
猿だって、棲家の山林の中の方が落ち着いてエサが食べられるだろうし、人里での食事では落ち着かないだろうと思うのです。
仮にそうであるなら、山林の保全は鳥獣被害対策の重要なファクターだと言えます。
山林を昔の姿に戻し、山里で農作業に従事する人間が増えれば、ある程度出没を防げるだろうと言うのが私の考えです。


って、書いてる最中に、先週洞戸の尾倉地区で猿の群れにやられたという情報が飛び込んで来ました。
とうもろこしは食べごろを見計らって必ずやられるから、これから更に用心しないと、とも。  ・・・!

猿も、安住より物欲(食欲)かぁ。。
足るを知る者は富むと言わんとしているのに。。 あまりに人間的な。。 ん?人間がいつまでも猿並なのか。。




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