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「どんこつ」ってなぁに?

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前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 .2 | 投稿日時 2005-10-3 9:17
non  住人 居住地: 町から山越えしたとこ  投稿数: 304
実は私、「どんこつ」って聞いた時、「何それ?」って思いました。
私には聞き慣れない言葉でした。
“どんこつ部会”の活動紹介の中で、初めて姿を見ました。
私のブログの中でも「どんこつに興味があります。」って方がいらっしゃいます。
「どんこつ」は今の板取川では見られないのですか?洞戸はだめでも板取では見れるのかな?

昔はもっと川はきれいだった・・・と洞戸出身の旦那さんがいいます
やはり今の板取川での生育はむずかしいのでしょうか?
それだけ川は汚れてきているのかな・・・

どんこつ部会の管理人さん・・どんこつ情報を教えてください。
          (*・人・*) オ・ネ・ガ・イ♪
投票数:2 平均点:5.00
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2005-10-6 22:40
hide  常連   投稿数: 59
「どんこつ」の正式名は「カジカ」と言います。
似たものに「どんこ」がいますが、「カジカ」は比較的上流部、「どんこ」は中流部にいます。当然、洞戸にいるのは「カジカ」です。

体長は3?4年で10?15cmになりハゼのような風貌です。
味は淡白で、なかなか美味しいです。
北陸では有名で「カジカ」料理を食べさせてくれる料亭があるそうです。

30年前位までは、板取川に沢山いましたが何故か激減しており、今は殆ど見かけなくなりました。
減少は板取川だけでなく、日本の河川全体に見られると言うことです。
私も子供の頃は、もりでよく突いて取りました。

減少の理由は、色々と説(水の汚れ説、病気説、乱獲説)がありますが、全国の河川で減っているということは、共通の因子があると思います。
一番の可能性は洗剤による汚染ではないでしょうか?
「カジカ」はウロコがなく粘膜で身体が覆われています。
洗濯などにより化学洗剤を大量に河川に流した結果、「カジカ」の粘膜を溶かしてしまったのでは?

とにかくごっつい風貌ですが、何故か愛らしさを感じる魚です。
板取川の最上流部(旧板取村)にはまだまだ生息しているという噂です。

活動紹介にも掲示してあるように、長野県穂高町でこの「カジカ」の大量養殖に成功した人がいます。
「どんこつ部会」のメンバーも見学に行きました。
なんとか「どんこつ」を復活させて欲しいものです。
投票数:5 平均点:6.00
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2005-10-19 20:12
non  住人 居住地: 町から山越えしたとこ  投稿数: 304
hideさん どんこつを紹介して下さってありがとうございました。
どんこつは今の日本においては、とても貴重な魚なのですね。
引用:
板取川の最上流部(旧板取村)にはまだまだ生息しているという噂です。
 本当のこと知りたいですね。

引用:
長野県穂高町でこの「カジカ」の大量養殖に成功した人がいます。
この方は何のために大量養殖されたのでしょうか?
今の日本の川の様子で放流して繁殖させようにも無理な話ですよね。食用として?それとも実験用? 

洞戸の川にも昔は泳いでいたのでしょ。板取から洞戸にかけての川をきれいにすれば復活出来るの?そんな簡単には川はきれいにならないですよね。。。問題は奥深いところにありそうです
投票数:1 平均点:10.00
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2005-10-20 23:03
omuto  新人   投稿数: 20
 ぼくたちがどんこつに目をつけたのは子どもの頃の強烈な体験があるからです。板取川はもちろん泳ぐのに最高の川なのだけど、子どもたちにとっては魚を捕ることを楽しむ場所でもありました。ただし、子どもにとれる魚には限界があります。おもにジャチコ(かわよしのぼり)、アジメドジョウ、アカネギ(アカザ)、などが獲物だったのだけど、その中で一番大きくて、食べて一番おいしかったのがドンコツ(カジカ)だったのです。金沢の方に行くとゴリという名物がありますよね。あれもカジカです。
 今から10年ほど前、「川でジャチコのお化けを捕まえた」と騒いでいる中学生がいました。みてみるとドンコツでした。それほどドンコツが少なくなっていたのです。
 もしも板取川にドンコツが帰ってきたら、と想像してみてください。子どもたちは昔のように川でドンコツを捕まえることに夢中になるでしょう。あの楽しさがよみがえってくるのです。大人たちはあのドンコツの唐揚げや甘露煮や刺身の味を再び味わえるのです。もしもそれを洞戸の特産品にできれば、地域の活性化にもつながります。そして、みんながドンコツの住むことのできる川を守ろうと、思ってくれれば、環境保護の大きなうねりにつながります。ちいさなドンコツが地域の人々を板取川に結びつけてくれるのです。こんなすばらしいことはないと思いませんか?
 ドンコツにはこんな夢が詰まっているのです。
投票数:2 平均点:5.00
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿.1 | 投稿日時 2005-10-21 5:37
hide  常連   投稿数: 59
板取川の魚は「どんこつ」だけでなく「どたくそ(アブラハヤ)」「ムツ(カワムツ)」も余り見なくなりました。

しかし「どんこつ」だけは、omutoさんも言っているように美味しいし、独特の風貌だから、皆から愛され・必要とされるのだと思います。

安価な大量養殖に成功し板取川に放流したとしても、激減した根本的原因が解決していない限り、昔に戻らないのではないでしょうか?

養殖実現化と同時に、激減理由を調査・研究することを同時に進めなければならないと思います。
投票数:0 平均点:0.00
前の投稿 - 次の投稿 | 親投稿 - 子投稿なし | 投稿日時 2005-10-22 9:49
omuto  新人   投稿数: 20
 最近は板取川にいわゆる雑魚(ウグイ、ドタクソ、ムツなど)がいなくなったって方々から聞きます。みんなが言っているように、浅瀬では鷺が、淵では鵜が、魚を根こそぎに食べてしまうから、なのでしょうか?(僕らが子どもの頃には板取川には鷺も鵜もいませんでした。いつ頃からやってくるようになったのだろう)
 長良川河口堰の影響も絶対あるだろうし、上流の温泉施設の影響もあるかもしれません。地球温暖化による水温の上昇や、間伐が進まないために山の保水能力が低下したことを指摘する人もいます。

 このNPOはある人の「このごろ洞戸の子どもって、たくましさが無くなってきたよな」というつぶやきから始まりました。
 「それって自分が住んでるところがいかにすばらしいところかって言うことに気づいてないからじゃないの」という言葉が続いて、洞戸の山や川、人や自然と、洞戸の子どもたちをつないでいこうという動きが生まれました。 
 そのときに考えたのが「川で遊べる子供を作る。子どもが遊べる川を作る」というスローガンです。
 ドンコツはそうした願いの象徴のような生き物と考えています。
 
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