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feed 使用している革は‥? (2007-11-30 23:25:54)

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オリジナルのサイズの画像を見る場合はクリックしてください。

今、使っている革は、商品名?『EUダブルバットヌメ』と言うものです。

EUはたぶんヨーロッパからの輸入モノと言う意味?

バットは牛の腰の辺りのことで、ダブルは背骨を中心に両側分です。
もちろん一頭で一枚取れます。
写真で切っている所が背骨の位置です。

ヌメはいわゆる、ヌメ革のことで、天然タンニンで一月以上漬け込んで皮から腐らない革になめしたものです。
大きく分けて、この天然なめし革とクロームなめし革があります。
クロームと言う薬品に漬けてなめしますが、柔らかく、丈夫になるようで鞄から服まで幅広く使われてます。

似たようなのには、タンローとか、サドルレザーと言うものがあります。

タンローは背骨で切ったもので、首からお尻まで長くて一頭から二枚取れます。
タンローの意味は『天然タンニンなめしロウケツ染め用牛革』の略かな?
ロウケツ染めで色が映えるように白っぽく仕上げられています。

EUダブルバットヌメもキレイに染まりますが、サドルレザーはこれらのヌメ革の表面(吟面ギンメン)を圧力をかけてピカピカに磨いてあります。
もともと、鞍(サドル)をつくるための革ですね。
アメリカンのバイク乗りが好んでカバンやウォレットなんかを作ります。
タンローやダブルバットヌメでもオイルを塗って使っているとあめ色になってきますよ!

最近はこの革を0.8mm、1mm、1.6mm、2.2mmに鋤いてもらって使います。
その他は、ベルト、取って用の5mm位の極厚革と内張り用に0.8のアメ豚(豚革)を使っています。


写真に写っている御人は大学からのツレで3年ほど前から小銭入れ作ったりトートバック作ったりと仕事の帰りに寄って作っていました。
その内道具を揃えて、今回は遂に長財布に挑戦することになったので、1mmと1.6mmの良いところを購入しました。
これ一枚で30000円します。
ただ、長財布はなかなか難しいですよ?ファスナも付けるみたいだし。

彼のブログは↓
http://blog.livedoor.jp/meihoski/

ちなみに、写真で真っ二つに切ってますが、真ん中が一番良いところです。
革には目があるので、本当は、背骨のところを中心に鞄などの胴を取らないと、永く使っているうちにひねってきます。
なので、高級鞄は一枚の革から、一つしか出来ないんですね。

ワタクシの場合は‥相談しだいです!


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