１月２７日(火曜日）１９時半より「指導者研修会」を行いました。

今回は篠田知之氏（(財)岐阜イベント・スポーツ振興事業団　スポーツ科学トレーニングセンター　トレーニング指導主事）をお迎えして
「望ましいトレーニングのあり方（コーディネーショントレーニング）」を講義して頂きました。

参加対象は、キウイスポーツクラブ登録の指導者さんと、中学校・スポ少登録しているサークルの育成会の会員さんがたで、参加者は２５名でした。

子どもたちの発育発達は、男女によっても、年齢によっても違いがあるので、その順序を正しく把握して指導していくことが大事である。
また、この時期はひとつの同じ運動ばかりではその運動で使う筋肉や神経しか発達しないので、いろいろなスポーツの動きを経験して身体を使ってたくさん遊びましょう。その中で“コーディネーショントレーニング”（様々な動きを変化をつけて目や耳で察知し、脳で判断して筋肉を動かす）を活用することで、バランスのとれた身体能力が備わりますよという話でした。

続いては、実際に参加して下さった皆さんと実技を交えての講義。

篠田先生から「最近は日本人もイスやソファーを使って生活をするようになったので、子どもたちがストレッチをする時の姿勢が椅子にもたれるような座り方になっている。」との指摘。

「その体勢では本来のストレッチは出来ないので、腰を正して背筋を伸ばすことに気を配って」っとありました。
また、運動の中で「ジャンプ・走る」は基本で、その時使う「腿」の筋肉の発達はとても大事ですよ。そのためには・・・と、とても丁寧な指導をして下さいました。
指導者・育成会の皆さんも楽しそうに実技指導を受けていました。

また最後にコーディネーショントレーニングで利用されるといいと思われる「ラダー・バランスボール」などの紹介も頂き、指導者の皆さんは興味を持って自分で体験されたり、先生に質問をされていました。

篠田先生は、ご自身もトライアスロン競技者でアスリート。普段はトレーニングセンターでプロのアスリートや高校生のトレーニングを指導していらっしゃいます。

実は、２年前の指導者研修会でも“コーディネーショントレーニング”を開催しましたが、参加するほどに「今の時代の子供たちに対する必要性」を強く感じます。

興味のある方は、当クラブにも関連本がありますので、是非参考にされては如何でしょうか。