どこの野山にでもあるつる性の多年草。
　名前が「へくそかずら」って何とも花にとっては可愛そうな名前なのですが、つるをちぎった時、臭い匂いがすることからこういう名前がついたようです。
　
　花は、釣鐘状のかわいい花が咲いて、秋になると丸い黄褐色の実を付けます。
　もう少し可愛らしい名が付いているといいですが。

　ちなみにこの花、万葉集でも出てくるんですよ、その時の名が「くそかずら」です（今も昔もあんまり変わりません）。
　随分昔からある花で在来種なんですね。