'''芳兵衛パーク飛瀬'''

　国道２５６号、板取川沿いにポケットパーク「芳兵衛パーク飛瀬」
があります。

ちょっとした休憩（トイレ休憩）に、ドライバーの皆さんが気軽に利用しています。
　公園の下は清流板取川が流れ、休憩するにはもってこいのスポットです。

　

　◇「芳兵衛パーク飛瀬」の名前の由来

　大正・昭和期の日本教育史に名を残す「野村芳兵衛氏」の出身地がここ岐阜県の洞戸飛瀬（ほらどひせ）なのです。その野村芳兵衛氏の名をとって付けられているのです。

　教育関係者なら誰もが聞いたことのある名だとは思いますが、「生活のための生活による教育」を実践した教育者。（チョトむつかし?い。）
　
　戦前、芳兵衛はここで、「教師が子どもを一方的に教えるのではなく、一緒に学ぶことが教育であると悟り、子供と寝起きをともにし、作文に重きをおいた教育」を実践しました。

　教育の荒廃が叫ばれている現代、野村芳兵衛先生の教育概念を、今もう一度、教師や大人たちが真剣に学び、考え直さなければならない時に来ているのかもしれませんね。

　
　◇野村　芳兵衛（1896?1986）（略歴）

　　岐阜県洞戸村飛瀬に生まれる（関市洞戸飛瀬）
　　洞戸小学校代用教員となる
　　岐阜県師範学校卒業
　　大正１３年に上京　「池袋児童の村小学校」勤務
　　終戦後　岐阜長良小、徹明小学校の校長を歴任
　　岐阜大学附属中学勤務