ほらど未来まちづくり委員会

洞戸地域が住みやすく活力ある地域として永続的に発展するための事業を展開しています。

洞戸村集団赤痢の写真展

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事業概要: 昭和38年9月、旧洞戸村に発生した集団赤痢の写真展。洞戸ふれあいセンターのロビーに展示。55年経った今、突然発生した集団赤痢という困難と戦った村の歴史を振り返り、住民同士・近隣地域との協力の大切さを改めて見直す。
実施期間: 平成30年9月12日〜10月9日
担当部会: 事務局

洞戸村集団赤痢の写真展

〜55年前の昔を振り返って〜

 

 昭和38年9月、今からちょうど55年前、前回の東京オリンピック開催の前年に、旧洞戸村に集団赤痢が発生しました。村民3,600人の村で617人が発症し、旧洞戸小学校が隔離病棟となりました。一時、村はパニック状態に陥りましたが、村人たちの協力、近隣地域の応援、医療関係者や行政の懸命な努力により、約1ヶ月の病魔との戦いののち終息させることができました。

 今は、衛生的で安全な上下水道が完備され、日本有数の名水の産地としても知られる洞戸となっていますが、当時を振り返ることにより、安全安心・衛生的な地域にすることや近隣住民、近隣地域との互いの協力がいかに大切かを再認識したいものです。

 

1.洞戸村集団赤痢冊子の発行

展示会に合わせて下記のような冊子を作成しました。集団赤痢の時の様子が、以下の写真と合わせてわかりやすくまとめられています。ご希望の方は洞戸ふれあいセンターにお問い合わせください。

表紙、裏表紙

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内容例(ページ1の内容)

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写真も含め総ページ24ページとなっています。

 

2.ロビー展示された写真(冊子の写真)

深夜に患者の治療を相談する林医師

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本部では、各種団体に担当を依頼

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何をすべきか相談する婦人会会員

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寝具の搬送を手伝う人達

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自家用車を借りて、患者さんを搬送する人達2Kーsekiriphoto005.jpg

 

臨時病舎の洞戸小学校

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校庭は、患者さんの洗濯物で一杯に

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子供の容体を心配そうに見つめる母親

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重病の高齢者に重湯をあたえる女性

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懸命に治療されるお医者さん

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子供に点滴する看護婦さん

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ムシロの上に布団を広げて消毒に専念する消防団

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ムシロの上に布団を広げて消毒に専念する消防団

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通行人や買い物客が途絶え、廃墟化した市場商店街

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薬を飲んで寝るのが一番の治療

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少しづつ快方に向かう子供達

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少しづつ快方になる中で、子供に遊具を教える母親

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少しづつ快方になる中で、子供に遊具を教える母親2Kーsekiriphoto009.jpg

 

退院前にお風呂に入る子供達

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小学校(臨時病棟)の校門で、笑顔で退院を喜ぶ女性

立て看板には「御全快おめでとう、2度と繰り返さぬようお互いに注意致しましょう」の文字が。

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3.写真展示会の新聞報道

この写真展示会を岐阜新聞と中日新聞に報道していただきました。

岐阜新聞 平成30年9月28日(金)朝刊2Kーsekiriphoto_news_02.jpg

 

 

中日新聞 平成30年9月13日(木)朝刊2Kーsekiriphoto_news_01.jpg

以上